「小学生って、もう病児保育って使えないの?」
そんな疑問を感じたことはありませんか?
保育園の頃は利用していたけれど、
小学生になってからはどうすればいいのか分からない…という声はとても多いです。
実は、病児保育は小学生でも利用できる場合があります。
ただし、施設によって対象年齢や利用条件が異なるため、
事前に知っておかないと「いざというとき困る」ことも。
こびとオレンジこんにちは!
病児保育で14年勤務していた元主任保育士です。
小学生の利用については、「もう使えないのかな?」「実際どうなんだろう?」と迷う方も多い印象です。
現場での経験をもとに、少しでも不安が軽くなるようにお伝えできたら嬉しいです。
この記事では、小学生の病児保育について
- 利用できる年齢の目安
- 実際の利用状況
- 利用する際の注意点
をわかりやすく解説していきます。
小学生でも病児保育は利用できる?
結論から言うと、
小学生でも利用できる病児保育施設はあります。
施設によって対象年齢は異なりますが、
- 未就学児まで
- 小学校低学年まで
- 中には6年生まで対応している施設
などさまざまです。
そのため、「小学生だから利用できない」と決めつける必要はありません。
ただし、利用できるかどうかは
各施設ごとのルールに大きく左右されるため、
👉 利用を考えている施設の公式サイトや案内を
事前に確認しておくことが大切です。
小学生の利用は実際どのくらいある?
小学生も利用できるとはいえ、
実際の利用はそれほど多くないのが現状です。
その理由としては、
- 体力や免疫がつき、体調を崩す回数が減る
- 留守番ができる年齢になる
といった背景が考えられます。
ただし、例外もあります。
特にインフルエンザが流行する時期は、
小学生の利用が一気に増える傾向があります。
- 異常行動への不安
- 自宅で一人にしておけない状況
などから、利用を希望する家庭が増えるためです。
その結果、
予約が取りづらくなることもあるため、注意が必要です。
また小学生の場合は、発熱中の利用だけでなく、
回復期に利用できる「病後児保育」を選択するケースもあります。
熱は下がったものの、
- まだ本調子ではない
- 登校許可が出ていない
といったタイミングで利用されることも多いため、
「病児保育」とあわせて検討するのがおすすめです。
定員や優先順位で断られることはある?
病児保育は基本的に定員制のため、
空き状況によっては利用できないことがあります。
ただし、
👉「小学生だから優先されない」ということは
基本的にはありません。
あくまで、
- 予約状況
- 症状や受け入れ条件
などによって判断されます。
そのため、年齢だけで不利になると考える必要はありませんが、
利用が集中する時期は早めの予約が重要です。
小学生が利用するときの注意点
小学生で病児保育を利用する場合、
特に大切なのが「心の準備」と「事前確認」です。
事前にしっかり説明しておく
小学生の利用は、久しぶりになるケースも多く、
- 緊張してしまう
- 保育士との距離感がつかめない
といった様子が見られることもあります。
そのため、
👉「今日はこういう場所で1日過ごすよ」
👉「先生と一緒にゆっくり過ごすよ」
など、事前に伝えておくことで、
安心して過ごしやすくなります。



久しぶりに利用した小学生が、敬語で話しかけてくることがあって、
「大きくなったなぁ」と嬉しい反面、ちょっとさみしく感じることもあります。
最初は緊張したり、人見知りの様子が見られることも多いですが、
そうした気持ちも含めて、保育士が少しずつ関係をつくっていきますので、安心してくださいね。
年齢が上がると嫌がることもある
年齢が上がるにつれて、
- 人見知りが強くなる
- 思春期の入り口で抵抗感が出る
といった理由から、利用を嫌がる子もいます。
また、
「どんな場所かわからない」
という不安も大きな要因です。
そのため、
👉 1日の流れを簡単に伝える
👉 どんなふうに過ごすかイメージさせる
ことで、不安を少し和らげることができます。
持ち物のルールを確認する
小学生の場合、持ち物については未就学児と異なる点もあります。
施設によってルールが異なるため、事前に確認しておきましょう。
学習道具(宿題など)
小学生は体調が落ち着いている時間もあるため、
宿題やドリルを持参する子も多いです。
無理のない範囲で準備しておくと、
- 暇を持て余しにくい
- 生活リズムを崩しにくい
といったメリットがあります。



特にインフルエンザでの利用のときは、
熱が下がったあとは比較的元気に過ごせる子も多いです。
そのため、「無理のない範囲で宿題を持ってきても大丈夫ですよ」と、
お声がけすることもありました。
遊び道具(静かに過ごせるもの)
施設によっては、
ゲーム機の持ち込みが禁止されている場合があります。
そのため、
- 本やマンガ
- 塗り絵
- カードゲーム
など、音が出ず一人でも遊べるものを準備しておくと安心です。
昼食(お弁当の有無)
小学生の場合、
お弁当持参が必要な施設もあります。
保育園児のように給食対応があるとは限らないため、
👉 予約時に
「昼食は必要かどうか」
を確認しておくと安心です。
実際にどんなふうに過ごしている?
病児保育では、子どもの体調に合わせて
無理のない過ごし方を大切にしています。
小学生の場合は、
- 学校の話をしながら関係をつくる
- カードゲームやボードゲームで過ごす
といった関わりが多くなります。
また、小学生は年齢的に、
- 周りの年下の子との関わりに戸惑う
- 過ごし方に悩む
といった様子が見られることもあります。
そのため、できるだけ安心して過ごせるよう、
関わり方や過ごし方を工夫しながら対応しています。
また体調に応じて、
- 横になって休む
- DVDを見ながら安静に過ごす
- 眠る
など、無理のない過ごし方ができるよう配慮されています。



小学生の場合、その子の年齢やタイプによって過ごし方もさまざまです。
年下の子と一緒に遊べそうな子には「一緒にやってみる?」と声をかけたり、
製作などに誘ってみることもあります。
一方で、一人で過ごしたい様子が見られる場合は、
別のスペースに誘導したり、本や宿題などで落ち着いて過ごせるように関わっていました。
💡元・病児保育スタッフからのワンポイント
「小学生でも落ち着いて過ごせそうか」といった点は、
事前に気になる方も多いと思います。
ただ、実際にはその日の利用状況やお部屋の環境によって変わるため、
はっきりとしたお約束が難しいこともあります。
そのため、
👉 人見知りがある
👉 一人で過ごす方が落ち着く
👉 年下の子との関わりが少し苦手
など、お子さんの普段の様子や性格を事前に伝えていただけると、保育士側もとても助かります。
いただいた情報をもとに、できる範囲で過ごしやすい環境を考えながら対応していきます。
まとめ
小学生でも病児保育を利用できる施設はあります。
ただし、
- 対象年齢は施設によって異なる
- 利用者は比較的少ない
- 流行時期は予約が取りにくくなる
といった特徴があります。
また、小学生の場合は
- 事前に過ごし方を伝えておくこと
- 性格や普段の様子を共有しておくこと
も、安心して過ごすためのポイントになります。
いざというときに困らないためにも、
お住まいの地域の病児保育について、
一度確認しておくと安心です。
あわせて読みたい












