病児保育を予約したけれど、「何を持っていけばいいの?」「当日足りないものがあったらどうしよう…」と不安な保護者の方は多いですよね。
基本的には預ける施設のホームページ等で確認してもらうのが1番ですが、実は現場の保育士が『これがあると助かる〜!』と思うような細かいポイントまでは載っていないものです。
こびとオレンジこんにちは!
病児保育で14年、現場と主任業務を経験してきたこびとオレンジです。
具合の悪いお子さんを預けるのって、持ち物ひとつとっても不安ですよね。
今日は、現場で多くの親御さんをサポートしてきた経験を活かして、「これさえあれば安心!」という準備のポイントをお伝えします。
「用意しておくと当日の受付がスムーズになるもの」や「お子さんが少しでも安心して過ごせる工夫」など、14年の経験から私なりのポイントをまとめました!
⚠️ 注意: 施設によって「おむつ無料」「給食注文可」などルールが異なります。
まずはお手元の利用案内や公式HPを必ず確認してくださいね!
1. 書類・お薬(最優先!)
- [ ] 医師の書類(利用連絡書・診断書など ※不要な施設もあり)
- [ ] 利用申込書・同意書(ネット予約済みの場合は不要)
- [ ] 健康保険証・乳幼児医療費受給者証
- [ ] 母子手帳(予防接種歴の確認に必須!)
- [ ] お薬・お薬手帳・薬剤情報提供書(説明書きはセットで!)
- [ ] 【あると助かる】 普段使っているスポイトや容器
2. 食事・水分(栄養より「食べられる」優先)
- [ ] お弁当・おやつ(施設で提供がない場合)
- [ ] 【予備】ゼリー飲料、プリン、小分けのうどんなど
- [ ] 飲み物(お茶、イオン飲料など好きなものを)
- [ ] 粉ミルク(1回分ずつ小分けにし、量を明記する)
- [ ] マグ・スパウト・哺乳瓶(使い慣れたもの)
3. 衣類・衛生(全てに「記名」を!)
- [ ] 着替え(3〜4セット)(上下セットで多めに)
- [ ] おむつ(8〜10枚)(下痢の時はさらに多めに!)
- [ ] おしりふき(残量があるかチェック!)
- [ ] バスタオル2枚(お昼寝用)
- [ ] ビニール袋(3〜5枚)(汚れた衣類用)
- [ ] 使い捨て食事エプロン(感染予防&親御さんの負担軽減に!)
4. プロ推奨「安心セット」
- [ ] 昨夜からの様子メモ(最後の解熱剤の時間など)
- [ ] 普段の保育園の連絡帳(もしあれば。お子さんを知るヒントに!)
- [ ] お気に入りのもの(タオル・ぬいぐるみなど、心のお守り)
チェックは済みましたか?
ここからは、14年の現場経験から『なぜこれらが大切なのか』『スムーズに預けるための注意点』を詳しく解説していきますね!
忘れると預かれないことも!「書類とお薬」のルール
病児保育を利用する際、もっとも重要なのが書類とお薬です。
施設によってルールが異なりますが、不備があると預かりをお断りせざるを得ないケースもあります。
また、普段の保育園よりも確認事項が多いため、受け入れに時間がかかります。
特に初めて利用する場合は10分〜15分ほど時間に余裕を持って到着するようにしましょう。
スムーズに受付を終えるために、まずは以下の「必須アイテム」が揃っているか確認してくださいね。
- 医師の書類(利用連絡書・診断書など)※施設によって不要な場合もあります。
クリニック併設の施設では不要なこともありますが、事前にかかりつけ医の受診と書類が必須な施設も多いです。
必ず予約時に確認してください。 - 利用申込書・同意書
ネット予約で済むところや、当日の記入が不要な施設もあります。 - 健康保険証・乳幼児医療費受給者証
- 母子手帳
予防接種歴や既往歴の確認に必須です。 - お薬・お薬手帳・薬剤情報提供書
⚠️ お薬の情報(説明書き)がないものは、服用させられないこともあります。
安全のために必ずセットで持参しましょう。
また、解熱剤(坐薬など)を持参する際は、次にいつ使用できるかを判断するため、「最後に使った時間」をあわせて伝えるようにしてください。
⚠️水薬は「1回分に分けて持参」が必須の施設もあるので、事前に確認しましょう。 - 【あると助かる】普段使っているスポイトや容器
お家での服用方法をスタッフに伝えておくと、お子さんも安心してお薬を飲めるようになります。
基本的には「好きなもの」を!食事と水分補給
具合が悪い時は、大人でも食欲が落ちるものですよね。
「何なら食べられるか」は、現場の保育士がお子さんのしんどさを判断する大事なヒントになります。
以下のものを、少し多めに準備しておくと安心ですよ。
- お弁当・おやつ(施設で提供がない場合)
見栄えが…などは全く気にしなくて大丈夫です!
しんどいときは「彩りや栄養のバランス」よりも「好きなもの」を優先してあげてください。 - 【予備】ゼリー飲料、プリン、小分けにしたうどんなど
食欲がないとき、喉が痛いときなど、のどごしのいいものは重宝します。
「これなら食べられるかも」という選択肢をいくつか予備として持たせてくださいね。 - 飲み物(お茶、イオン飲料など好きなものを)
- 粉ミルク(1回分ずつ小分けにする)
【200ml】など、小分けの袋やミルカーに、量を書いてもらえると助かります! - マグ・スパウト・哺乳瓶
おうちで使っているものがあれば持参しましょう。
「家ではマグなんです」というお話を聞くと、「ぜひそれを持ってきてほしかった〜!」と思うこともしばしば…(笑)
というのも、病児保育で特に大切なのは水分補給。
現場では、お子さんが「どのくらい水分を摂れたか」を把握するようにしています。
メモリ付きのマグだと、お子さんが「何ml飲めたか」が正確にわかるので、私たちスタッフにとってもとても助かります。
「メモリ付きの使いやすいマグ」をお探しなら、現場でもよく見かけたこちらがおすすめですよ。
汚れる前提で多めに!衣類・衛生用品
病児保育では、発汗や嘔吐、下痢など、着替えが必要になる場面が多くあります。
「足りなくなるかも」と不安にならないよう、多めに用意するのが鉄則です。
基本のセットはこちらです。
- 着替え(3〜4セット)
汗をかいたり汚れたりした時にすぐ替えられるよう、上下セットで多めに。 - おむつ(8〜10枚)
下痢の時はさらに多めに!「ちょっと多いかな?」と思うくらいがちょうどいいです。 - おしりふき
残量が少ないと足りなくなります。新品に近いものを持参しましょう。 - バスタオル2枚(お昼寝用)
- ビニール袋(3〜5枚)
汚れた衣類を入れるために使います。
病児保育は初対面の保育士が担当することも多いです。
パッと見て誰の物か分かるのが、取り違え防止に助かっています!
おむつ1枚1枚にも、しっかり名前を書いていただけるとありがたいです。
プロが教える「もっと安心して過ごすため」の4アイテム
「持ち物リスト」には載っていないかもしれませんが、これがあるだけでお子様の安心感がグッと増し、私たちスタッフもより丁寧なケアができるようになるアイテムをご紹介します。
- ①「昨夜からの様子」を書いたメモ
送迎をするのが、看病していた保護者の方とは限りませんよね。
・朝のお薬は服用してきたか?
・最後に嘔吐したのは何時か?
・解熱剤を使用しているのか?
おじいちゃん・おばあちゃんが送って来られるときに「わかりません」と言われることが意外と多くありました💦
これらが正確に分からないと、お仕事中の親御さんに電話をかけざるを得なくなります。
メモ一枚あるだけで、お子さんのケアがより正確になります!
(もちろん、お家の方の送迎の場合でも、正確な情報をいただけるのはとてもありがたいです!) - ② 普段の保育園の連絡帳(もしあれば)
今はアプリの連絡帳も多いですが、冊子の連絡帳がある場合はぜひ持参してください。
「どんな遊びが好きかな?」「お気に入りの絵本は何かな?」と、お子さんの好きなことを知るヒントが詰まっているからです。
少しでも早くお子さんと打ち解け、安心して過ごしてもらうために活用させていただきます!
また、「いつもとの違い(異変)」に私たちがいち早く気づくための大切な手がかりにもなります。 - ③お気に入りのもの(タオル・ぬいぐるみなど)
初めての場所で不安な時に、おうちとの繋がりが感じられるものが1つでもあると、安心につながります。
特に、おうちの匂いがするものは、安心につながるようです。 - ④使い捨て食事エプロン
普段の保育園では布製を使っている方も多いと思いますが、病児保育では「使い捨てエプロン」を強くおすすめします。
というのも、病児保育ではウイルスの付着も心配なところ。
布製だとウイルスがついたまま持ち帰ってもらうことになりますが、使い捨てならそのまま処分できて清潔です。
こちらは個別包装で、保育室にポンッとそのまま渡してもらえるので便利です!
お子さんの看病で手いっぱいのときこそ「帰宅後の洗濯の負担を少しでも減らすアイテム」があると安心ですよ。
使える便利アイテムには頼って、少しでも体を休めてくださいね。
準備ができたら、あとはプロに任せて大丈夫!
病児保育の準備は、お子さんがしんどい時、そして親御さん自身も余裕がない時にしなくてはなりません。
「あれもこれも持っていかなきゃ」と焦ってしまうかもしれませんが、今日ご紹介したリストを参考に、まずは最低限の準備ができれば大丈夫。
最後にもう一度、大切なポイントのおさらいです:
- 書類: 忘れると預かれないことがあるので、前夜にセット!
- 食事・水分: しんどい時は「栄養バランス」より「食べられるもの」を優先!
- お薬: 「説明書き」と「最後に飲んだ時間」を忘れずに。
- 心のお守り: お気に入りのタオルや連絡帳が、お子さんの安心につながります。
準備が整ったら、あとは「プロに任せた!」と、少しだけ肩の力を抜いてくださいね。
現場の保育士は、お預かりするお子さんの「今日一日のママ・パパ」のような気持ちで、全力で寄り添います。
頑張るお母さん、お父さんの不安が、少しでも軽くなることを願っています!



